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虎徹 弐(Mark Ⅱ)を取り付けてみました

酷暑の本夏、管理者の主力パソコン(Asus Prime B350-PLUSにRyzen 1700の構成。Ubuntu18.04と使いませんが、Linux MintのCinnamon版)が頻繁に(2日に1度程度)フリーズするようになったので、熱暴走を疑い、クーラーを標準のものから虎徹の「弐(Mark Ⅱ)」に換装してみました。

株式会社サイズ社の虎徹Ⅱは昨年売れに売れて、空冷式クーラーとしてはベストセラー商品になったそうです。

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現在はさらに改良版が出ていますが、値段も高い(虎徹Ⅱはアマゾンで送料込み3800円くらい。新宿のヨドバシカメラなどで購入すると、交通費込みで4500円程度しますし、時はカネなりの現代社会で貴重な時間の無駄が発生します。朝注文して夕方18時過ぎに届きました)し妙な形なので、止めときました。ハマった点がいくつかありますので、記事を投稿しておきます。

第一にマザーボードへの取り付けは、バネのあるネジ二本です。それでマザーボードに装填してあるリテンションは取り外す必要が有ります。この時に重要なのは、マザーボードの裏側についているネジ止め用の硬いプラスチック板がいとも簡単に外れてしまうことです。最初に組み立てる場合には、板についているネジ止め用の突起部分をマザーボードに刺し、指で固定すれば、どんなCPUクーラーでも取り付けられます。しかし、標準のものから換装した場合、このプラスチック板が簡単に外れてケースに落ちてしまいます。

こうなると、マザーボードのネジを外して、マザーボードを片手で浮かし、硬いプラスチックの突起部分をマザーボードに刺して、プラスチック板を指で外して虎徹Ⅱに同梱されているリテンションを付け、長いネジで固定するしかありません。こういう作業はとても面倒だし、時間も食いますので、クーラーはやはり、最初に組み立てる際に、CPU、メモリとともに取り付けて置くべきです。

なお、新型のRyzenが出た場合は、ヒートシンクのバネネジを取り外すだけで、ヒートシンクが取れますので、CPUの換装には問題ありません。サイト管理者の場合マザーボードを最新のものにアップデートしてますので、Ryzen 2700xまで対応しますが、2000x系は1000x系のマイナーチェンジ(Zen→Zen+)なもので今のところ、万年金欠病なので取り替える予定はありません。

第二に、馬鹿でかいヒートシンクをリテンションに取り付ける場合は、ネジ止め方式を採用しているため、クーラーを取り付けると、ネジ止めできなくなります。なので、リテンションを固定した際にすぐにクーラーを取り付けられるよう、クーラーのネジ穴に金具を刺し、金具をリテンションに仮の取り付けをしておいたら良いです。そうすると、金具を回転させてすぐにリテンションに取り付けられます。

第三に、クーラーをリテンションに固定すると、メモリスロットとの隙間がほとんど?なくなり、マザーボードのCPUファン取り付けピン(4本)にクーラーから出ている取付用のメスプラスチック(穴が4個)を取り付けることができなくなります。それで、クーラーをリテンションに固定する前に、メスプラスチックをCPUファン取り付けピンに刺しておく必要が有りました。その後、クーラーを取り付け金具でヒートシンクに取り付ければすんなりと行きます。

バネ付きネジで固定するというのは、非常にとり付けやすいので重宝しますが、実際は上の問題にぶつかり、多少こまりました。パソコン自作の場合は、クーラー選びが大切です。

なお、上のクーラーがサイズ社の最新のCPUクーラーです。「超天1000」という名前だそうです。

 

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