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Ubuntu14.04LTS(その06)ーNFSサーバーの構築【簡易編】

NFSサーバーを構築してみました。取り敢えず動作する簡易編です。

【1】サーバー編

$ sudo apt-get install nfs-kernel-server
$ sudo vi /etc/exportsで、exports(クライアントに提供するディレクトリを設定するファイル)を編集
/home/michiaki 192.168.1.0/24(rw,sync)
とします。カンマとオプションの間にスペースを入れるとデーモンが起動しなくなるようです。他のオプションについては、/etc/exportsのコメントに記載されています。最後に、NFSデーモンを起動します。
$ sudo service nfs-kernel-server restart

figure2

【2】クライアント編

今度は、クライアント用のパッケージnfs-commonをインストールします。
$ sudo apt-get install nfs-common
この時、簡単な設定ファイル/etc/idmaped.confが作成されますので、6行目辺りのDomainのコメントを外し、
Domain=it-ishin.com
などとします。その後、
$ sudo initctl restart idmapd
$ mkdir ubuntu01 //マウントポイントの作成。
として、クライアント側の準備をします。こうしておいて、NFSサーバーにマウント。
$ sudo mount -t nfs 192.168.1.2:/home/michiaki ./ubuntu01

これで、マウントされれば、最低限のオプションでファイル共有ができます。ただし、サイト管理者の環境では、マウントできるまで何故か数秒かかりました。うまく行けば、/etc/fstabに次の行を付け加えて再起動します。

192.168.1.2:/home/michiaki       /home/michiaki/ubuntu01      rw      0       0
192.168.1.2:/home/michiaki       /home/michiaki/ubuntu01      nfs      0       0

これで、クライアントを再起動し、ログインした際にデスクトップに共有ファイルのアイコンが表示されれば、ひとまずの作業は終わり。

nfs01

さらに詳しくは、任意の解説書を参考。ただし、Linuxサーバー関係の書籍はRedhat/CentOSと相場が決まっており、Debian/Ubuntu関係は圧倒的に少ないですね。

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