2019年7月20日
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AMD、Ryzen3000シリーズを正式発表(暫定投稿)

2019年5月27日,米AMDで社長兼CEOを務めるLisa Su(リサ・スー)氏は,COMPUTEX TAIPEI 2019で基調講演を行い,その中で同氏はTSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd.、中国語正式社名:臺灣積體電路製造股份有限公司)の7nmプロセスで製造される「Zen 2」コアを用いた12コアのプロセッサ製品最上位CPUの「Ryzen 9 3900X」を発表した。Intelを覇者としてきた世界のCPU市場が塗り替えられる公算が大きい。

発売は今年7月7日、つまり、七夕。Zen2をベースにしており、7月7日発売というのは、七夕を意識したものであると思われる。CPUのアーキテクチャにZenという名前をつけたこと言い発売時期と言い、いずれも東洋文化・文明を大事にしていることの表れだろうか。

リサ・スー氏(米国はマサチューセッツ工科大学=MIT=出身)は、10nmベースのIntelの競合製品Core i 9-9900シリーズ(Intelは10nmで製造するice lakeシリーズを今秋にも投入するが、基本的にはノート・パソコン用)に対する優位性に自信を示し、➀製造プロセス(7nm)②IPC(言わば、1サイクルあたりの命名数。高ければ高いほど、構成コアの性能が優れていることを示す。Ryzen3000シリーズは、従来製品より15%向上)③消費電力(製品によって最大電力は異なるが、いずれもRyzen2000シリーズの対応製品よりも低く抑えられている)④キャッシュメモリーの増強-など、すべての点において、性能を大幅に向上させたと自信を示している。

最上位モデルの「Ryzen 9 3900X」は取り敢えず、Ryzenの第3世代の主力製品となる新製品で、新たなアーキテクチャ「Zen 2」をベースに採用する12コア/24スレッドのCPU。競合製品であり、同じく12コア/24スレッドのIntel「Core i9-9920X」とBlenderレンダリングのパフォーマンス比較をした結果16%以上、上回ったとしている。

同時に新GPU「Radeon RX 5700」の発売も発表された。詳細は追って追加したい。

Ryzen300シリーズのラインナップ(製品系列)は次の通り。

Ryzen 3000 series CPU(7nm / Matisse / SocketAM4)
MN コア数
スレッド数
定格周波数
Boost時周波数
キャッシュ TDP 対応メモリ  
Ryzen 9
3900X
12-core
24-thread
3.80GHz
Boost 4.60GHz
L2=512kB x12
L3=64MB
105W 2ch DDR4
-****
’19/7/7
$499
Ryzen 7
3800X
8-core
16-thread
3.90GHz
Boost 4.50GHz
L2=512kB x8
L3=32MB
105W 2ch DDR4
-****
’19/7/7
$399
Ryzen 7
3700X
8-core
16-thread
3.60GHz
Boost 4.40GHz
L2=512kB x8
L3=32MB
65W 2ch DDR4
-****
’19/7/7
$329
Ryzen 5
3600X
6-core
12-thread
3.80GHz
Boost 4.40GHz
L2=512kB x6
L3=32MB
95W 2ch DDR4
-****
’19Q3
$199
Ryzen 5
3600
6-core
12-thread
3.60GHz
Boost 4.20GHz
L2=512kB x6
L3=32MB
65W 2ch DDR4
-****
’19Q3
$199

ただし、これ以外にもRyzen 3とかの製品の投入はあり得る。もっとも、鳴り物入りで噂されていた16コア/32スレッドのRyzen3000シリーズの発表はなかったようである。Intelが新製品を発表・投入した際、すかさず投入する可能性はある。

また同時に発表された新GPU「Radeon RX 5700」は、今後何年にも渡りPC、コンソールおよびクラウドゲーミングを牽引するよう設計されたアーキテクチャ「RDNA」を採用したGPU。こちらは「E3 2019」にて、日本時間2019年6月11日午前7時からのインターネット生中継で詳細を発表するとのことである。

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