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VGAタイプのパソコン切替器でHuluを視聴するーDVI・VGA変換アダプター(加筆)

動画サイトの一角を占めるHuluをVGAタイプのパソコン切替器で視聴するには、DVI-Dからのデジタル出力をアナログに変換するアダプターを利用すれば、可能です。

動画サイトの一角を占めるHuluはWindowsかMacでないと視聴できないし、パソコンのDVI-D/I端子とディスプレイのDVI-D端子を専用ケーブルで接続するのが視聴の一般方法です。しかし、サイト管理者のように長年、4台のLinux/Windows Proパソコンを通常、パソコン切替器で接続して使用している場合は、多少の機転が必要でした。

基本的には、最近と申しますか、かなり以前からマザーボード又はPCI-Express対応のVideo CardはVGAとDVI(Digital Visulal Interface)-Dの出力端子が搭載されています。当然、パソコン切替器もDVI-Dに対応したものに切り替えるのが基本になりますが、これがかなり高い。それなりに有名な周辺機器メーカーの三和・サプライのものでも、定価ベースで4万円程度ですので、消費税を入れると確実に4万円を超します。かなり高い。まあ、AMDの新型Ryzenとマザーボードを合わせた値段で、こちらを購入した方がマシでしょう。

下図は、サンワ・サプライのDVI-D対応の通常、「パソコン切替器VGA-DVSP4」です。

デジタル対応なので高画質なのでしょうが、VGAでも結構綺麗に視聴できてるし、ちょっとアホらしい気もしました。というわけでアマゾンをいろいろ調べていると、DVI-Dのデジタル出力信号をVGAのアナログ信号に変換する変換アダプターがあまた、ありました。しかも、1000円程度以下で手に入りますし、即日または翌日に仮寓に配達されます。ということで、ものは試しと下図のモノを購入しました。パソコンのビデオカードのDVI-Dのメスに、変換アダプターのオスを差し込み、その反対側のメスサイドにVGAタイプのパコン切替器に接続していたVGAケーブルのオスを差し込みました。

Huluは対応OSとしてWindows/Macしかサポートしてないので当然、Windows10 Professionalに切り替えて視聴することになります。最初は何故かWindows Proパソコンのスイッチが入らなかったのですが、①いったん、Windowsをシャットダウンする②DVI-D端子の接続をきちんとするーなどで、Huluを視聴することができるようになりました。

動画サイトもだいたいは同じものを配信していますが、何故か有名な「海神(統一新羅時代に統一新羅の朝鮮半島、当時の中国・唐、倭国・日本などを貿易大商人としてまたにかけてのしあがった実在の人物チェ・ボゴを主人公にした大河ドラマで、チェ・スジョン主役、ソン・イルグク準主役、その後千秋大后のヒロインになったチェ・シラなど豪華俳優陣が出演)」だけはHuluでしか無料で見れません。Gyaoでも視聴できますが、有料で1話200円程度などのため、全話を視聴するには12000円程度かかります。これは、8ギガバイトのメモリーと同じ価格なので、まあ、アホらしいと言えます。

なお、韓流ドラマの視聴率王と言われている主人公のチェ・スジョンよりも、ライバルのソン・イルグクの人気が高まり、高句麗建国物語の「朱蒙(チュモン)」の主人公に抜擢されました。今話題の北朝鮮には、朱蒙の記念館があるそうです。朝鮮半島は南東部から勃興した統一新羅を除いて、一貫して北方(高句麗、高麗、李氏朝鮮王朝)が主導権を握ってきました。

※追伸 上記変換アダプターは奥行きに歯止めがかかるので、DVI-D端子とVGA端子をケーブルでつないだものも仕入れ中です。Huluの動画が果たしてUbuntu18.04でも視聴できないか試してみるつもりです。

なお、Huluについてですが、ウィキペディアによると「当初アメリカ、アメリカの領土内からしか利用できなかったが、2011年8月31日、世界に先駆けて日本でhulu.jpのサービスを開始した。地上波による定時番組テレビジョン放送が世界的に見て突出して充実している日本ではSVOD(Subscription Video On-Demand、加入ベースのビデオ・オン・デマンド)事業は苦戦し、2014年に日本テレビ放送網(NTV)に売却され、同社の完全子会社であるHJホールディングス合同会社(現・HJホールディングス株式会社)へHuluの日本向けサービスの権利義務を承継した」とあります。

また、スマートフォンでは視聴できないスマートフォンが結構あります。有名所では、超有名なASUSのZenfone3/4が全滅。Zenfone5では視聴リストに入っています。HuaweiのP10-Liteでは問題なく視聴できるので、ASUSの作りに問題があるかも知れません。ただし、Huluはセキュリティを強化したということになっていますが、やはり、米国で始まった動画提供サービスなので、日本の技術陣に力量がないと考えられます。

※参考
アンドロイドで「接続エラー」が出た場合、Huluのサイトを参考にして、次のような「まじない」を行えば視聴できるようになることがあります。①開発者モードにしている場合は、これをオフにする②アンドロイド端末の電源を切り、10分位放置しておく③再起動して、Huluのソフトをアンインストール(削除する)④端末の電源を再度切る⑤10分位して再度、電源を入れ、再度グーグル・プレイからHuluのソフトをインストールする。これで、公式的には動作保証外のZenfone3 Laserで視聴できるようになりました。

ただし、こうした操作を行っても視聴できないアンドロイド端末はまだ(沢山)存在します。一説によると、最新のHuluソフトでは配信側の著作権保護に注力しており、そのために、Huluの視聴ソフトが恐らく過度に複雑になっており、全てのアンドロイド端末に対応できていないということです。Wikipediaによると、「日本版Huluはドメインをhulu.jpからhappyon.jpに移行し、同時にシステムも一新した」とのことですが、この際の技術陣が交代になったものの、新技術陣はアンドロイドに詳しくなく、対応ができないようです。サイト管理者が思うに、その能力はもちろん、意思さえないようです。U-NextはLinux(Ubuntu)でも視聴できますので、契約するならこちらが良いと思います。Huluは1カ月間の無料期間だけ視聴するという手もありかと思います。

※追伸:DVI-D・VGA変換アダプターを使った場合の結果
Microsoft Edgeでは問題なく視聴できました。ただし、Google Chrome及びFireFoxは不可でした。ただし、下図の変換アダプターに変更するとメジャーなブラウザでは視聴することができました。


こちらの変換アダプタでは、Microsoft Edge, Google Chrome, FireFoxいずれも視聴できました。価格が1000円と少し高く、余裕をもって設計されたためかと思っています。
③やはり、Ubuntu(Linux系統)では、Chrome, FireFoxともに視聴不可でした。

Ubuntuでも問題なく視聴できる動画サイトは、U-Next、Gyao、Docomo動画サイトでVGAでも迫力ある長編ドラマを視聴することができます。日本のデスクトップ用途のOSとしてUbuntuなどLinux系ディストリビューションは排除されていますが、海外ではデスクトップ用OSとしてLinux系ディストリビューションは認知され、Windows用のアプリケーション・ソフトはどんどんUbuntuなどメジャーなディストリビューションに移植されています。ここのところが、日本の電気産業が駄目になった最大の理由です。

ただし、スマートフォンではUnix系OSのAndroidとiPhoneに席巻され、今やパーソナル・コンピューターのメインストリームはスマートフォンが制しました。逆にWindowsのマイクロソフトはさっさと徹底。スマートフォン用のアプリケーションは日本でも陸続と登場してますから、デスクトップ・コンピューターのOSとしてLinuxを採用することは難しいことではないはずです。

それはそれとして、あまり技術もないくせに、DRM(Digital Right Management、著作権保護)にこだわるHuluの経営方針、技術開発?方針に疑問を抱くのはサイト管理者だけではないと思います。

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