ブラザーのインクジェットプリンターはLinux用のプリンターとスキャナードライバーがネットで取得できます。しかし、スキャナードライバーとスキャナーソフトをインストールしても、スキャナーを「登録する」という作業を行わなければ、スキャンすることは出来ません。
購入したプリンターをネットで検索すれば、ソフトウェアダウンロードサイトがすぐに出てきます。簡易インストーラーもついているので、すぐにプリントできます。しかし、スキャナーソフト(簡易版)はインストール出来るものの、起動しても概要、しばらくすると「スキャナーに接続していません」と怒られ、スキャンすることが出来ません。
いろいろ調べておりましたら、こちらのサイトでスキャナーを登録する作業が必要であることが分かりました。サイト管理者の場合は、DCP-J968Nを購入しているので、次のコマンドを実行すれば登録、スキャンできました。
$ brsaneconfig4 -a name=DCP-J968N model=DCP-J968N ip=192.168.11.160
ipはプリンターのネットワークアドレス、nameは任意でいいようです。簡易スキャナーソフトで確認して、本格的な使用にはXsaneとGimpの組み合わせで使うということになると思います。ただし、文字として抽出するOCR機能はないかも知れません。その場合は、Windows 10の附属ソフトを使うことになります。