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年始にCentOS 8をインストールしてみました(追伸)

年始にCentOS8をインストールしてみました。CentOS7ではデスクトップにKDEやCinnamonも使えていましたがいまのところ、まだ提供されていないようです。

謹んで新春のお慶びを申し上げます。新年も閲覧いただいている皆様方はじめ。日本国民の皆様方の旧年以上のご多幸をお祈り申し上げます。旧年はサイトへの記事の投稿回数が少なく、申し訳ありませんでしたが、新年は記事を整理し、できるだけ体系的に投稿して参りたいと思います。新年もよろしくお願い申し上げます。

さて、新年の年始にCentOS8をインストールしたのですが、インストール自身は問題がなかったものの何故か、起動中にハングアップするという現象が2度起こり、再インストールを余儀なくされましたが、三度目の正直で安定的に動作するようになりました。ハードの環境は、AsusのTUF B450M-PLUS GAMMINGのマザーボードにメモリ24ギガバイトの構成です。

CentOS8と7の大きな違いは、
・Kernelが3系列から4系列(4.18)にバージョンアップしている。
・CentOS7と比較して、パフォーマンスが向上している。
・ソフトの管理コマンドがyumコマンドからdnfコマンドに変更される。
・ファイアーウォールがiptablesからnftablesに変更される。
・時刻の同期サーバーがntpからChronyに変更される。
などだそうですが、これは一部に過ぎません。英文では120ページあるそうです。

epelリポジトリからまだCinnamonなどのデスクトップ環境が提供されておらず、Gnome3を使うしかないので、システム管理ツールとしてgnome-tweak-toolをインストールしておくべきだと思います。

デスクトップ環境として使用されることは想定されていませんが、同環境としてもそれなりに使えそうです。その一方で、サーバーとしての環境はかなり充実していますので、サーバーシステムの勉強には非常に役立ちます。

2019年12月のWebサイト向けLinuxシェア(https://news.mynavi.jp/article/20191202-931415/

もっとも、ここ数年はUbuntuがWebサーバーのシェアではトップであり、CentOSは三位に甘んじています。Debianもシェアを落としています。同じLinuxなので機能・性能に大きな違いはないはずです。Ubuntuの専門書籍もやっと登場するようになりましたが、CentOSに比べればまだまだレベルが低いのが現状です。CentOSとともにUbuntuの専門書籍ももっと登場して欲しいとおもう年明けでした。

※追伸
①韓流ドラマなどを視聴する場合、ヘッドフォンのジャックははマザーボード側に差し込んでください。ケース側に差し込むとS/PIDF対応になっている場合があり、その場合は音声を聞くことができません。
②BrotherのDCP^J968NとHL-2250Dの動作は確認しましたが、インクジェットプリンターの場合、ドライバがi386の形式になっているので、簡易インストーラーでx86_64で動作できるようにするライブラリーをインストールしなければ動作しません。ブラザーが提供するできるだけ最新の簡易インストーラーを使用してください。サイト管理者の環境ではこのライブラリーをインストールしない簡易インストーラーを使用したためプリンター関係の管理ツールの動作がおかしくなり、システムが起動しないという不具合に見舞われ、再インストールを余儀なくされました。
③起動時の画面では歯車の形をしたアイコンが回転を始め、次第に高速になって行きますが、最終的には消えます。そのあと、暫くしてマウスポインターの矢印アイコンが表示されますとすぐにログイン画面が出ます。こちらは、CentOS7と同じです。ただし、そういう画面にならない場合もありますが、その場合はシステムに異常が生じている可能性が高く、起動すらできなくなります。
その場合は、singleモードで起動して異常がどこに生じたかを調べる必要がありますが、高度な知識が必要です。singleモードでも起動しない場合があります。こうなると再インストールしかありません。
ただし、何度か再インストールしているうちに、正常起動して安定動作します。まれに、ハングアップしますがハードとの相性が悪くなる場合のようです。サイト管理者はマザーボードはGammingマザーボードを使っていますが、Gamming対応でないマザーボードが良いかも知れません。
④有名なServer Worldのサイトが一番参考になります。特に、初期設定でepel,elrepo,Remiのリポジトリを入れておくようにすることが大切です。標準では日本語入力はibusですが、anthyとかmozcの実用どころは、epelにあります。

 

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