DjangoもPython3に対応した1.6のベータ版が登場し、Python3の時代が本格化してきています。ということで、久しぶりにDjangoの復習をしたのですが、日本語公式?サイトのドキュメントはDjangoの1.0のドキュメントのようです。ある程度はうまく動作しましたが、Django1.2からクロスサイトスクリプティング対策が取り入れられ、ここのところが日本語サイトのドキュメントには書かれていません。
いろいろ漁ったのですが、結局うまく行きませんでしたので、設定ファイルのsettings.pyのミドルウェアのところで、クロスサイトスクリプティング対策を行なっている部分をコメントつけて隠して、ごまかして動作させました。
ただし、本家の公式ドキュメントではクロスサイトスクリプティング対策が施されているようです。1.0のドキュメントと1.5のドキュメントは微妙に違います。ただし、骨格は変わっているわけではないので、今度は公式英文ドキュメントを読みながらやってみたいと思っています。
※追伸
Django1.5xを英文のドキュメントに従って操作して見ましたら、クロスサイトスクリプティング対策含め、特に問題なく進行し、基礎がかなりわかりました。注意すべきことは、アプリケーションのディレクトリを、二番目のプロジェクトディレクトリと同じ階層のディレクトリに作成することです。
mysite-mysite-__init__.py .settings.py, urls.py, wsgi.py
-polls-__init__py, admin.py, models.py, view.py, urls.py
-templates-polls-index.html, results.html, detai.html
なお、公式ドキュメントによく似たスターターが出版されており、ソフトもダウンロードできます。
「INSTANT Django 1.5 Application Development Starter」というものです。
出版社のサイトはこちらhttp://www.packtpub.com/です。
Djangoのインストールの仕方から、アプリケーションの作成、サーバーへのデプロイの仕方まで、簡潔にかかれており、かなり参考になりそうです。ただし、ダウンロードしたDjangoアプリケーションの場所に従って、settings.pyを変更する必要があります。変更したあと、実際に動かしてみて、そのうえで本書を読めば、分かりやすいと思います。なお、想定しているデプロイサーバーはDebian/Ubuntu系です。Pythonもいよいよバージョン3の新しい時代を迎えました。
※なお、無償版のKomodo Editを使いましたが、コードの補完機能その他マクロなど便利な機能が満載です。感心しました。