「パーフェクトPython」でPart3の最後にMini Wikiについての説明があります。ただし、Wikiをいくつ作ったかが、はっきりしません。それで、作ったWikiを表示するソースを入れてみました。
【1】前提
動作させる方法は必要なパッケージをインストールしたあと、$ cd wikiとして、271頁に記してあるように $ python3 -m py3wikiを実行します。ソースコードは、すべて__init__に記載されています。ただし、setuptoolsのインストールの仕方が書いてありません(見落とし?)ので、https://pypi.python.org/pypi/setuptoolsで取ってきてインストールする必要があります。
【2】修正(追加)箇所
次の箇所です。空のediturls=[]から数行を追加します。現在のwiki以外のwikiをすべて拾ってくる内容です。ただし、オブジェクトを拾ってくるので、pagename.page_nameとしてwiki名を取得する必要があります。しかし、サイト管理者の環境では何故か、ここのところを挿入するとエラーが発生し、かなりの時間、ハマりました。
PythonによるWebアプリというのも、また、面白い。
なお、テンプレートのpage.htmlに他のWikiを表示するくだりを付け加える必要があります。
【3】修正したpage.htmlの内容
{% block main %}
{{page.html_contents}}
<a href=”{{edit_url}}”>Edit</a>
<h3>【Wiki List】</h3>
<div style=”text-align: center;font-color: red”>
<ul>
{% for editurl in editurls %}
<li><a href=”{{editurl}}”>{{editurl}}➤Edit</a></li>
{% endfor %}
</ul>
</div>
{% endblock %}
【4】その他
Active StateのKomodo IDEはとても良いのですが、如何せん、高い。EclipseをScript言語の開発環境に変更したAptanaStudio3は、日本語化も可能かつデバッグ機能もついて無償です。ただし、Komodo IDEはマイナーバージョンアップでもインストールできるようですね。