AMDが新しいAPUのKaveriバージョンA10-7850K/A10-7700Kを出しましたが、サイト管理者の保有するASUSのF2A85-Mは対応しません。A85のチップセットはKaveriに対応しないようです。2012年のTrinityと2013年のRichlandではCPUアーキテクチャが共通だったのに対し、今回のKaveriでは”Steamroller”と呼ばれる新たなCPUアーキテクチャを採用しており、従来よりも一層の性能アップが期待できる、とのことです。
ということで、マザーをGIGABYTEのGA-F2A78M-D3Hに変えました。
AsrockのFM2A88M Extreme4+も良かったのですが、こちらはかなり人気のマザーボードで新宿ヨドバシカメラでは売れ切れ御免。Asrockのマザーボードはマニアックで非常に面白いのですが、よく壊れた苦い経験があり、まあGIGABYTEでも良いかと思い、購入しました。マザーボードを載せ替えるだけで、Ubuntu13.10が動作します。
Kaveriは内蔵GPUがかなり高性能らしく、マイナビニュースではPCMarkやゲームベンチマークでHaswellベースのCore i5を上回る性能が出ているとありました。
左が動作クロック3.7GHzの7850K、右が3.4GHzの7700Kで、ドスパラ価格は2万2980円、1万8980円。IntelのHaswellベースで動作クロック3.4GHzのCorei5は2万5480円ですから、お買い得かもしれません。ただし、サイト管理者はまだKaveriを差していません。何故なら、金欠病にかかっているからです。Asusのマザーボードは新宿のジャンパラに。火曜日に持って行くと、2割増で引き取ってくれるようです。なお、ポイント分を考慮すると、ドスパラの通販より新宿ヨドバシカメラのほうが安い場合もあります。AsrockのFM2A88M Extreme4+はそうでした。
パソコン専門店も苦しいところですね。Ubuntu搭載マシンを売れば良いと思います。
値段はCorei5 4XXXより安いし、グラフィックカードを購入する必要もないので、かなりお買い得かなという感じではあります。Intelの一人がちでは面白くないので、AMDにも頑張ってもらいたいものです。なお、箱にはWindows7/8用のチップセット、ビデオ関係のドライバーが入っていますが、Ubuntuでは特にダウンロードしなくても動いてくれます。2月27日に公開されるUbuntu14.04のβ版をインストールするつもりです。
【追記】
GIGABYTEのGA-F2A78M-D3Hの日本語マニュアルにはBIOSの設定について詳細な記述がありますが、特にハードウェアRAID0/2/10の構築の仕方はかなり詳しく書かれており、これには感心しました。他社の日本語マニュアルには該当記述がなく、ダウンロード版であることが多く、それも英語だったりします。