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JEditがLinux用日本語エディターとして使えます。

  • 2014年10月20日

Linuxには日本語エディターがないと思っていましたら、かながね知っておりました、桁数の設定ができるJavaで書かれたJEdit(http://www.jedit.org/)がいつのまにか日本語のインライン入力に対応しており、日本語エディターとして使えることを確認しました。

Ubuntu14.04LTSでは、$sudo apt-get update, $ sudo apt-get install jeditでインストールできます。日本語Ubuntu開発チームがRemix版に搭載したfcitxではまだインライン変換ができませんが、従来からのibusでは、インライン変換ができるのを確認しました。

jedit01

 

また、日本語入力に必須の桁数設定も、設定でワードラップを「Soft」にすれば、事実上可能になります。ためしに、長文の日本語の文章を読み込んでみました。

jedit02

 

フォントはプログラマー向けのものが使われていますので、日本語表示向けのフォントーサイト管理者はVLゴシックが気に入っていますーに切り替えれば良いでしょう。これで、秀丸ともおさらばということになりますが、Wineも捨てたものではありません。なお、JEditは、プログラマー向けの多機能・高機能エディタで、各種プラグインも整っています。つかいこなせば、相当なことができるようですが、サイト管理者はプログラミングにはKomodoIDEが気に入ってますので、こちらを使っています。

jedit-snap-36

余談ですが現在、日本語情報の豊富なCakePHP2とCakePHP3/FuelPHP1.7を勉強しております。なお、PHPの5.4以上で動作するCakePHP3はβ2が公開されており、今後はRCが出てから正式リリースとなるようで、その日も近いようです。

CakePHPは動作が遅いとの欠点があるようですが、PHP5.4以上で動作する第三版でどこまで動作が高速化されたかがひとつの焦点になると思います。また、オブジェクト・リレーショナル・マッピング機能(ORM)が大幅に変更、機能強化されたようで、第二版ではビューファイルに配列を渡していたのが、第三版ではオブジェクトで渡すようになりました。この辺りが見物ですが、高速化にどこまで貢献するか。ただし、非常に分かりやすく、学習コストの低下につながります。

FuelPHPも、最新版の1.7.2に対応した鈴木憲治さんの「はじめてのフレームワークとしてFuelPHP第二版」の書籍版と早川聖司さんの「FuelPHP入門改訂版」が10月下旬から11月初めにでます。日本だけ、Python物が出ないのは寂しい限り(それでも、文法物なら結構出てはいます)ですが、IT業界には、楽しみな時代になってきました。

 

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