Android開発元のGoogle純正のAndroidスマートフォンとして知られるNexus5/6の2015年版が今秋、世界的に発売開始の予定だが、メーカーはNexus5が韓国のラッキー・ゴールド社(LG)、Nexus6が台湾のHuawei(ハーウェイ)。発売元は、アップル社のiPhone(製造ないし組立は中国)を取り扱っていないキャリア(通信網を持っている通信会社)で現在のところ、Y!モバイルかな、という感じです。
Nexusシリーズの2015年版は、ハイスペックでベンチマークすテストで最高点をたたきだしたと噂されています。
日本では、Y!モバイルの前身であったいー・モバイルが2013年版から販売していますが、業界筋によるとこの条件はiPhoneを取り扱わないことであったそうです。ということで、いわゆる格安スマートフォンとして、楽天、富士通(Nifty)とかが発売しないとも限りませんが、格安スマートフォンの弱点として、①契約と通信開通の間に日にちのズレが生じる。契約と当時に開通できるのはまれ②電話代のコストを半額にするソフトもインストールできますが、それでも、携帯電話なので電話代が高く付くーという弱点があります。
このため、話題のAsusのZenfone2のユーザーは、電話代が定額のY!モバイルのSIMを契約するケースが多いようです。スマートフォンはタブレットとは異なり、やはり携帯電話の進化形なので、ここのところはユーザーの躊躇するところ。ということで、現在のところは販売実績のあるY!モバイルか、というところです。2015年版のスペックは現在ネットに流れている情報によると、次の通り。
・メーカー:LG(韓国・ラッキー・ゴールド社)
・Qualcomm Snapdragon 820 (クロックダウン版)
・メモリ: 4GB LPDDR4 RAM搭載
・ストレージ容量: 64GB ROM
・ディスプレイ: 5.2インチ 1080p P-OLEDディスプレイ
・メインカメラ: 13MP IMX278センサー
・シングルLEDフラッシュ
・フロントカメラ:4MP IR 虹彩認証
・バッテリー容量:約3200mAh
・Rezenceワイヤレス充電
・オプショナル: qi/pmaワイヤレス充電 (取り外し可能バックカバー)
・USB Type-C,
・トリプルマイク(上部、下部、背面)
・サイズ:41 x 71 x 8.4mm
・価格: 350-400ドル(約4-5万円)
・シェイプはNexus 4 2013似、メタルフレーム
・電源ボタンはLG G3/G4のように背面
・指紋認証搭載
・メーカー:Huawei(ハーウェイ)
・Qualcomm Snapdragon 820 (クロックダウン版)
・メモリ: 4GB LPDDR4 RAM搭載
・ストレージ容量: 64GB ROM
・ディスプレイ: 5.7インチ WQHD AMOLEDディスプレイ
・メインカメラ: 21MP
・デュアルトーンLEDフラッシュ
・フロントカメラ: 8MP
・バッテリー容量:約3800mAh
・Rezenceワイヤレス充電
・USB Type-C,
・トリプルマイク(上部、下部、背面)
・154 x 78 x 7.9mm
・価格: 500-550ドル(約6-7万円)
・デザインはHonor 7似
・背面に四角の電源ボタン
・指紋認証搭載
搭載Androidは5.11以上のLollipop版でしょうが、さすがにAndroid Mとまではいかないかも知れません。ただし、メモリ容量が4GBであることから、本格的な64ビットOSのスマホになりそうです。このところ、Androidは以前のもたつきがなくなり、性能的にはiPhoneと同等か、上回っているとも聞きます。なお、アップルはiPhoneの内蔵メモリの容量を公開していませんが、1GBとも言われています。それが本当なら、iOSを64ビット化する意味はないでしょう。