• Ubuntuに関連したハード、ソフトの備忘録サイトです

Samba4のInternal モードで宅内ホストにIPアドレスを割り当て

Samba4でActive Directory Domain Controllerを構築するには、DNS内蔵機能を持ったInternal モードがもっとも簡単ですが、samba-toolコマンドの詳細があまりないので、FLAT FILE方式を使っておりました。ただし、こちらは自動的に生成されるnamed.conf.updateファイルの一部をコメントアウトしなければならず、気になってましたので、サブUbuntu18.10にInternalモードでAD DCを構築し、IPアドレスを割り振ることをやってみました。

コマンドは、samba-tool dns add <server> <zone> <name> <type> <data> です。例示すれば、
sudo samba-tool dns add localhost it-ishin.com www A 192.168.11.100
とかになります。これで、host -t www.it-ishin.comなどとすると、
www.it-ishin.com has address 192.168.11.100などと返してくれます。ただし、DHCPには対応しないようで、あくまでも、ホストは固定アドレスを持たなければならなくなるので、管理は煩雑になります。

もっとも、FLATファイル方式でも現状、DHCPに伴うホストのIPアドレスの変更がうまくいかないので、状況は同じようなものです。

なお、samba-toolコマンドは相当多機能ですが、まだ、体系的な文献などにはお目に書かれていません。こちらのサイトがある程度参考になります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA