表題のように、Ubuntu 17.10を18.04のβ版もどきにアップグレードしてみました。残念ながら、何故かCinnamonが動かなくなり、Mateでしのいでいます。
参考にしたサイトは、こちらです。要するに、
sudo update-manager -d
のコマンドを実行することがことが、肝というこことですとです。
通常は短期または長期サポートのある安定版をアップグレードすれば良いのですが、こちらのコマンドでdオプションをつけると、新板の正式リリースが見えてきたころのβ版や最終β版(4月5日)、最終リリース候補版17.10(4月19日)から18.04(4月26日)へとアップグレードが可能になるようです。
一応、待つだけで18.04系統にアップグレードできたわけですが、X Window SystemがX.Orgのオープン・ソース版に変更されてます。そのせいかどうか知りませんが、17.10で楽しく動作していましたCinnamonが立ち上がらなくなりました。正式公開までに40日間あるので、アップグレードをしながら、動作するようになるか見ていきます。
なお、PHPは7.2.3が採用されており、Nginxと使う場合、設定ファイルdefaultの7.1と記載されているところはすべて7.2と書き換える必要があります。
fastcgi_pass unix:/var/run/php/php7.1-fpm.sock;
fastcgi_index index.php;
fastcgi_param SCRIPT_FILENAME $document_root$fastcgi_script_name;
include fastcgi_params;
↓
fastcgi_pass unix:/var/run/php/php7.2-fpm.sock;
fastcgi_index index.php;
fastcgi_param SCRIPT_FILENAME $document_root$fastcgi_script_name;
include fastcgi_params;
といった具合です。
※追伸 最近は、グーグルがhttp通信を事実上認めなくなったため、ほとんどのサイトでhttpsプロトコルが使われております。サイト管理者もVPSサーバーはhttps化を行いましたが、自宅サーバーはすみませんが、諸般の事情で少し遅れると思います。